フスマにかけろの肉そば

フスマにかけろ2 (2).jpg

 クソッタレ(パスタ)やマンテンヤ(天ぷら)など個性的な店名が 多い中崎町ですが、フスマにかけろというのもそれらに負けておりません。 場所は天五中崎通商店街入ってすぐ(ローソンから1分くらい)。 昨年の4月にオープンしたラーメン屋です。

 お店の入口がふすまのような引き戸になっているのでフスマなのかな? と思っていたら、どうやらフスマとは小麦粒の外皮部分のことのようで、 漢字で「麦皮(フスマ)」と書くようです。勉強になりました。

 このお店はお昼は塩ラーメンのみの「ひるしお」、 夜はしょうゆラーメンオンリーで「しょうゆナイト」というシステムでして、 私はお昼に食べに行ったのでひるしおです。券売機でチケットを購入し、 ジャスミン茶を飲みながら待つこと5分くらい。おいしそうなラーメンが 出てまいりました。

フスマにかけろ2 (1).jpg

 これは肉そば680円。豚のレアチャーシュー、鳥チャーシュー、 かいわれ、メンマ、あさりが入っており、スープは鳥×魚×貝のあっさりしたお味。 ラーメンを食べた後は口の中がベタベタするものですが、 ここのラーメンはそうはならないのが素晴らしい。上品な感じです。 ラーメンの具もどれもおいしくこれで680円とはさすがの中崎町価格であります。 ただ量がちょっと少ないかも。

フスマにかけろ3.jpg

 えび油をスポイトで垂らし味を変えることもできます。 これが1滴でも味が劇的に変わりまして、 5~6滴も垂らせばエビラーメンになりそうな勢いです(笑) 好き嫌いが分かれそうですが私はエビ油を入れた方が好きです。

もなか珈琲のクロックムッシュ

もなか珈琲.jpg

 最近、ファッションエリアとして注目を集めている中崎町。梅田から徒歩10分程度の場所で、 カフェ、雑貨屋、服屋が点在しているので散策しがいのあるエリアなのですが、 もなか珈琲は昨年の11月にオープンしたばかりの喫茶店です。 場所は中崎町2丁目。郵便局の近くで中崎町の最北エリアにあります。 ロフトから500m、歩いて5分強ですね。梅田の中心地からは遠いです。 ただ、ロフト界隈のカフェ、スタバや実身美などは混んでいるので、 たまには少しくらい歩いてみるのもよいのでは。実身美の横道を直進し2つ目の交差点を左折。 しばらく直進すると右手にお店があります。 店内はカウンターとテーブル席が3つ。大人の女性が好きそうなオシャレで ロハスな空間です。

カレークロックムッシュ.jpg

 クロックムッシュを注文。650円です。食べる前からおいしそうな雰囲気を 醸し出しておりますが、挟んであるのはチーズとハムではありません。 カレーです。カレーはナンとライスに限る!というほどこだわり派でもなく、 うどん、ドリア、パンとわりとなんでも好きです(笑) カレーのクロックムッシュは初めて食べました。カレードリアがあるくらいなのでおいしいであろうことは容易に想像がついたのですが、 使われているカレーが喫茶店レベルを超えています。 カレー屋に出しても恥ずかしくない複雑なスパイス感とじわじわくる辛さを備えており、それらがパンとチーズでまろやかになっているのです。つけあわせにピクルスもついておりましてこれはかなりカレーに力を入れていると思われます。カレー好きなら是非とも食べておきたい逸品だとプッシュしておきます(笑)

マンデリン.jpg

 喫茶店なのでもちろん珈琲もあり、注文を受けてから豆を挽いてゆっくり丁寧に抽出 しているのが席から見えました。私は酸味が少なく苦いコーヒーが好きなのでマンデリンを頼みましたが、 えぐみがなくまろやかで飲みやすいなと思いました。こちらは500円。

 もなか珈琲の界隈は中崎町の中心から離れておりお店も少なめですが、 注染のてぬぐいで有名なにじゆらの本店が郵便局の手前にあるので寄るとよいかと思います。 界隈にコインランドリーもたくさんあるので、リゾルトのジーンズを乾燥機に放り込んで もなか珈琲で50分過ごすのもいいなぁという妄想をしつつお店を出たのでありました。

サンカフェのエビとトマトのチリソースサンド

サンカフェ.jpg

 新大阪から歩いて10分弱の西中島にあるサンドウィッチ専門店です。 西中島は飲み屋は充実しているのですがカフェやパン屋があまりないので、 カフェを併設しているサンカフェは重宝するのではないでしょうか。 モーニングもやっております。

サンカフェ2 (2).jpg

 私はトマトのチリソースサンドをテイクアウトで注文。 いつもいつもお昼にカレーばかり食べているわけではないのです(笑) お値段は380円でした。

サンカフェ2 (1).jpg

 鞄の中に入れていたらぺちゃんこになりましたが結構厚みとボリュームがあります。 エビはプリプリで衣はサクサク。でもなんといってもソースがおいしい。 チリソース+カレーソースのWソースなのです。チリソースと言っても辛くはなく、 カレーと言われなければ気付かないほどスパイシーでもありません。 ただこのソースがエビカツに実によく合いおいしゅうございました。

 サンカフェは「手作りサンドウィッチ革命」というのをキャッチコピーにしているだけあり、 かなりの種類のサンドウィッチがショーケースに並んでおります。 メニューにないものも作ってもらえます。帝塚山、北浜、都島、平野、池田にも支店があるようです。 用でもない限り新大阪の駅から外に出ることはないかと思いますが、 モーニングやランチでパンが食べたい人には良いお店かなと。新大阪から近いですしね。

モリ商店のバターチキンカレー

モリ商店カレー.jpg

 ギャラリーや古美術店などが建ち並ぶ老松通りの近くと書けば、 青山の骨董通りのような洒落たイメージを持たれるかもしれませんがそんなことはありません(笑) 前回の森元から歩いて1~2分、今回も裁判所の近くにあるカレー屋さんです。 梅田からは1キロ強、徒歩で20分弱。この界隈ももりやま屋を筆頭にカレー屋さんが多いのです。

 店内は非常にオシャレ。カレー屋さんではなくカフェにしか見えないので女性とのデートにも使えそう。 食後はそのまま兎我野町に北上したらよろしいのではないでしょうか、 ご用があれば。

モリ商店.jpg

 メニューはこの4種類。辛さは無料で4段階アップできるようです。 いつもブログで辛口のカレーばかり紹介しているので今回はバターチキンカレーをチョイス。 辛さはベリーホットで注文。

モリ商店3.jpg

 正方形のプレートでカレーは出てきます。見ての通りご飯の量は少なめ。 女性だとちょうどよく男性だと若干足りないかも。辛さはインデアンカレーくらいで ベリーベリーホットでも良かったかなと。で、肝心のお味の方はスパイシーで カレーという感じではなく、クリーミーでマイルド。カレー版カルボナーラみたいな? 例えが下手ですみませんが、病み付きになるタイプの危険な味です。 あっという間に平らげてしまいました。添え物のピクルス、2種類入っているのですがこれもまたおいしい。 ピクルスで初めておいしいと思ったかもしれません。酸味がちょうどいいんですよね。 タンドリーチキンも噛むと肉汁がじゅ~っと出てきておいしゅうございました。

森元のチキン&ビーフカレー

森元看板.jpg

 森元は大阪地方裁判所の近くにあるカレー屋さんです。雑居ビルの一階にあるのですが、 看板が出ているのですぐわかります。「私のカレーはとても辛いです」という フレーズが実にいいですねぇ。さっそく食べてきました。

 店主は女性。メニューはチキンとビーフがありどちらも800円です。 とりあえずビーフを注文してみたところ「辛いですが大丈夫ですか?」と聞かれます。ビーフとチキンがメニューにあると経験上チキンの方が辛いのですが、森元ではビーフの方が辛いようです。

森元チキン.jpg

 チキンの方の辛さは普通で苦手な人でもいけるレベル。ルーはシャバシャバで手羽元は ほろほろに煮込まれております。ほどほどのスパイスとチキンの旨味がおいしゅうございました。

森元ビーフ.jpg

 森元の素晴らしいところはルーのおかわりが無料なところ。 ライスを半分残してビーフをかけてもらうこともできます。ちなみに大盛りは+100円。 良心的で素晴らしいですね。ビーフは見ての通りドロドロ系。大量の玉ねぎが入っており とても甘いですが辛さも強烈。三口目くらいから辛くなり食べ終わる頃には汗だくになります。 だが、それがいい!辛さは肥後橋南蛮亭といい勝負ですね。

 ちなみに私が訪問した日のメニューには大辛チキンカレー(900円)というのがありました。 ビーフの辛さと同程度かそれ以下なんだそうです。私としてはビーフよりチキンの方が おいしいと思いますので、次回はこれに挑戦しようと思っております。