高校生を主なターゲットにしているストリートファッション誌SamuraiELO。
毎号のように誌面にモテが出てきますが、この6月号では「安くてオシャレな服が最強だ!」と
安い服を高く着こなすテクニックを指南し、実際に女性が値段を見抜けるのか実験しています。
「安くてオシャレ」特集を組むファッション誌は多くても検証までするのは珍しい。
さすが女性目線に徹底的にこだわるSamuraiELOといったところ。
実験は「色の濃淡によって服は高くも安くも見える?」「古着MIXとそうでないコーデ、
どっちが高くみられる?」「ブランドTシャツを使うと他のアイテムも高く見える?」
「キレイめスタイルは他のテイストより高く見える?」の4つ。
この中で20代以降の男性にも参考になりそうなのが色の濃淡だと思うので取り上げておきます。
検証方法は同じ色の服をトーン別で着て女性に値付けしてもらうというもの。
結果は下記の通りです。
ピンクは薄め、ブルーは濃いめが高く見られていた。同じ色でも、
多いところで実際の金額より10,000円以上も高く見られるという驚きの結果。
やはり濃淡の使い分けは重要だ!
もう少し細かく見てみると、特に濃い色のブルーが高く見られる傾向にあるようで、
20,000円弱高い値段をつけた人がほとんど。そして女性はピンクをよく着る
(見慣れている)からといって金額まで見抜けるとは限らないようです。
それでもブルーよりは金額の精度はマシ(ブルーは全く見抜けていないと言っても過言ではないかも)。
他の実験も一通りチェックしてみると、女性は「上品さ」や「大人っぽさ(落ち着き)」で
値段をざっくり見分けているように感じました。だいたい皆さんの予想通りの結果だと思いますが、
ベージュは濃い目が高級に、モノトーンはどの濃度でも高く見える傾向にあるようなので、
濃紺のブレザーかジャケットをはおり、淡いピンクシャツを合わせ、
ボトムは濃いチノパンで、靴はグレーのニューバランスで全体的にキレイめにまとめる。
これが今風の高く見えるモテスタイルということですね、勉強になりました。