1999年にeggの男性版として創刊されたmen′s eggが12日発売の11月号で休刊するようです。
その一方で、2003年にmen′s eggの増刊号として創刊されたMEN'S KNUCKLEは
24日発売の12月号で創刊10周年を迎えます。
ギャル男の数が減ってきているからなのか、ここ1、2年のmen′s eggは一般層を取り入れようと
きれいめに擦り寄り迷走しておりますが(ギャル男成分が薄くなっている)、
MEN'S KNUCKLEの方は創刊して以来伊達ワル路線を貫いており一切のブレがありません。
そして支流だったMEN'S KNUCKLEがついにギャル男の本流へ。伊達ワルの下剋上です。
この11月号では10周年直前号として、モデルヒストリー、伊達ワルファッションの変遷、
10年間の志向のキャッチコピーを振り返る特集を組んでいます。
ファッションスタイルを見ていると、2004~2006年頃はブーツカット・トンガリ靴・アクセジャラジャラ(いわゆるギャル汚)、
2010年にリックオウエンス的なドレープとFF7的なヘアスタイルが加わり(Vホス誕生)、
2012年からストールにジレときめいめ化(あくまでギャル男の中でのきれいめ)していく(ホストの影響)。
その変遷を見ているだけでも興味深いのですが、やはりメンナクと言えば
「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」でおなじみの志向のキャッチコピー
抜きには語れません。
メンズナックルの歴史に輝く志高のキャッチ達!ネットで上げられている
そのキャッチは一部でしかない!まだまだみんなが知らない気合いの入ったキャッチたち!
編集部本気のキャッチを10周年の記念にプレイバックでご覧入れよう!君は刻の涙を見る!
プレイバックに登場する志向のコピーは全部で58。ジョジョ、エヴァ、攻殻のパロも各々5つくらいあり多いのですが、
特に目につくのがガンダムネタ。全体の約2割も占めております。
「君は刻の涙を見る!」もそうですよね。私が元ネタに気付いたのがこちら。
・敢えて言おう伊達ワルであると!(初代)
・伊達ワルは伊達じゃない!!(初代)
・激モテは2手3手先を読んで行うものだ!(初代)
・素晴らしい、まるでメンナクの精神が形となったようだ(0083)
・これこそが漢の、魂の輝きだ・・・(0083)
・マスター・オブ・ブラックとは俺の事。見よメンナクは赤く燃えている!(G)
・俺の伊達ワルな力に怯えろ!竦め!(08小隊)
・激モテ成就のために!メンナクよ!俺は帰ってきた!(0083)
・圧倒的じゃないか、俺のコーデは!(初代)
・見るがいい!伊達ワルとはこういうことだ!(初代)
・ガキとは違うのだよガキとは!(初代)
一応、元ネタの作品も付記しておきましたが、作品の偏り的に同じ人が考えているのでしょうか?
SEED、00、AGEなどの最近の作品が出てきていませんね。
使われている作品の傾向的に、そのうちユニコーンの名言が伊達ワル仕様で
出てきても不思議ではありません。「かつてガイアに囁かれたものたちと同じく、
俺もガイアに選ばれたのだと思いたい(ナックル・ノア)」とかどうでしょうか、メンナクさん(笑)