「9ヶ月連続実売部数増」と表紙でアピールしている今月のCanCam。
13歳のトラウデン直美さんがCanCam史上最年少で専属モデルデビューしたことも話題になっております。昨年の11月には中国人としてアンナ・ケイさんが初の専属モデルになりましたが、13歳、中国人、オタク、元ギャル、自炊モデルとCanCam専属モデルもバラエティー豊かになってきましたね。
この4月号にはもう一つモデルネタが仕込まれており、T.M.R.の西川貴教さんが「まさか私がCan流に!?」
のコーナーでモデルデビューをしているのです。この企画はCanCamスタイルは誰にでも
似合うことを証明するために、著名人をCan流的なファッションにかわいく変身させてしまおうという内容。過去にゴスロリ界から青木美沙子さん、お笑い界からハリセンボン、
声優界から豊崎愛生さん、アイドル界からももいろクローバーZ、
スポーツ界からなでしこJAPAN永里亜紗乃選手、原宿系からきゃりーぱみゅぱみゅなどが登場しています。
男性ではリアルアキバボーイズという前例がありますが、それはあくまで男性としての参加であり、
T.M.R.の西川貴教さんのような女装は初です。男性でもCan流になれることを証明するCanCam。
この企画の熱さは半端ないです。
T.M.R.の西川貴教さんがノリノリなのも素晴らしいの一言。西川貴子、
地元の4年制大学を卒業後都内のレコード会社に就職、営業担当という凝った設定も面白く、
さらに右手で携帯を耳に当て、視線は斜め上、右足を後ろにあげた女性誌でよく見られる
ポージングできゃぴっと決めております。これが不思議とかわいく見えるという(笑)
考えてみたら、読者のみなさんが全員モデルさんのように身長が高くて細くて・・・
というわけじゃないですよね。そういう意味では僕の方がみなさんに近い部分が
あるのかもしれない。身長もそうだし、肩幅は広いし、二の腕も筋肉で
がっしりしている。それをどうカバーすればいいのかーゆるニットとか
パフスリーブを選ぶとかーを、リアルに伝えられた気がします。
男性でもCan流になれると身を持って示す。体型にコンプレックスを持っている女性を勇気づける。
やっていることは女装ですけどその堂々とした態度が男前だと思いました。
今は趣味として女装を楽しむ「男の娘」「女装娘」「OJI WOMEN」などの男性がいらっしゃいますので、
西川貴子女史には是非ともCanCamの専属モデルデビューをはたしていただき、
彼らの希望の星になってほしいですね。CanCamには2005年に松浦ゴリエさんが専属モデルになった歴史がありますので。