Think of Fashion 039「銀幕のなかのスターとファッションハリウッド映画が創り出す理想的な男らしさ・女らしさ」

 Fashion studiesからプレスリリースが届きましたのでそのまま載せておきますね。


映画のなかの登場人物たちが魅力的に映るのは、そこに登場する俳優たち自身の魅力ももちろんですが、キャラクター造形とストーリーをより豊かに演出するファッションがその一端を担っているといっても過言ではないでしょう。

映画のなかのファッションはしばしば、俳優たちのイメージと重ねられることもあります。例えば、ふわっとした白いワンピース姿といえばマリリン・モンロー(1955年『七年目の浮気』)、タイトな黒いワンピース姿といえばオードリー・ヘップバーン(1961年『ティファニーで朝食を』)など、枚挙にいとまがありません。このように、かつては映画と俳優のイメージとファッションは密接な関係にありました。とりわけ、スタジオ専属の衣裳デザイナーによって注意深くコントロールされていた60年代半ばまで、それが顕著でした。

しかしながら、スタジオ・システム(1920年代に確立されたハリウッド独特の製作方式)の崩壊、そして「ニュー・シネマ」が登場する60年代後半になると、その様相も変化していきます。

今回は、スターがスター足らしめた時代(1910~60年代)と「ニュー・シネマ」以降(1960年代後半~現在)と大きく二つに分け、特筆すべき映画の具体例を交えながらその変遷をみていきます。また、映画のなかの俳優とファッションの関係性、そこに描き出されていた理想の男らしさ・女らしさ、そしてそれらを見る観客の眼差しについて皆さんと考えていきたいと思います。



講師プロフィール
関根 麻里恵(せきね・まりえ)
1989年埼玉県生まれ。日本女子大学 人間社会学部現代社会学科卒業(卒業論文『「魅せる」脚のセクシュアリティー「ニーハイ/レギンス論争」からみる覗き見行為とフェティシズム』)、学習院大学大学院 人文科学研究科
身体表象文化学専攻 博士前期課程修了(修士論文『眼差されるフリークス ー撹乱される「正常」と「異常」ー』)。現在、同専攻博士後期課程在籍。
学問領域は表象文化学、身体論、ジェンダー論、文化社会学、映画論。
ファッション批評誌『vanitas vol.02』(2013)に公募論文「リアルクローズ化する『マンガファッション』」掲載。Think of Fashion presentation 002(2015)にて「見(魅)せる脚/
隠す脚-『脚(レッグ)』からみる女性ファッションと身体観の変遷」発表。


詳細

日時 
2016年8月27日(土)19時00分?20時30分

会費 
一般 前売2,500円(Peatixにて) 当日3,000円 
学生 前売1,500円(Peatixにて) 当日2,000円 

会場
服も作れるコワーキングスペース「coromoza fashion laboratory」
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-33-14 神宮ハイツ408
明治神宮前駅7番出口より徒歩1分
電話番号:03-6450-5560 URL: http://za.coromo.jp/


お申し込み先
contact@fashionstudies.org
「Think of Fashion 039 銀幕のなかのスターとファッション」への参加の旨とお名前、ご連絡先(メールアドレス)、ご所属を明記してお申し込みお願いします。

※前売はPeatixにて承っております。前売で申し込まれますと払い戻しはできませんのでご了承くださいませ。また申込メールもあわせてお願い致します。

前売はこちら http://ptix.co/2aruGDO


TGC×おそ松さん

TVアニメ「おそ松さん」とTGCのスペシャルコラボが決定! | 第23回 東京ガールズコレクション 2016 AUTUM/WINTER|TGC '16 A/W

大人気TVアニメ「おそ松さん」に登場する松野家の6つ子(着ぐるみ)がTGCのステージに登場。

モテないニートたちが、まさかのランウェイ・ウォークを披露!
いつもはパーカー姿の冴えない6つ子たちが、どんな衣装で登場するのか乞うご期待!!

今回のコラボ解禁に先立ち、6つ子たちが東京ガールズコレクション出演に至るストーリーが、TVアニメ「おそ松さん」公式サイトで公開中。
果たして、暗黒大魔界クソ闇地獄カーストに属する6つ子が、華やかな東京ガールズコレクションの舞台で伝説を残せるのか!?


 anan、spur、miniなどでも取り上げられていたおそ松さんですがまさかTGCにまで登場することになるとは。ここまでくると凄いですね。


ザラがパクリ疑惑で無名アーティストたちに訴えられる

ザラの類似問題で無名アーティストが訴え 対象作品40以上集めてサイト開設 | Fashionsnap.com

「ザラ(ZARA)」が複数のインディーアーティストの作品を無断転用したとして話題を呼んでいる問題で、被害を訴えているアーティストの一人が、オリジナルの作品と「ザラ」の商品を比較したウェブサイト「Shop Art Theft」を開設した。「ザラ」による無断転用の問題は、LA在住のアーティストTuesday Bassenが、自身の作品と「ザラ」の商品の比較画像をインスタグラムに投稿したことを発端に注目を集めた。Tuesday Bassenが公開したメール文書によると、同アーティストの訴えに対してザラは「(デザインが無断に使用されているという)報告はほとんど受けていない。ザラは9,800万ユーザー、ベルシュカは1,500万ユーザーがECサイトを訪問している。これだけ多くの人がサイトを訪問している中でデザインが類似しているという指摘は微々たるものでしかない」と答えている。

 画像はリンク先でどうぞ。比較画像を見ていると佐野氏を思い出しましたが、この騒ぎはどう決着がつくのでしょうね。ポール&ジョーのネコ刺繍問題は作家側が勝利したようですけども。

ジョジョ×コロンビア

「ジョジョの奇妙な冒険?コロンビア」ブーツとバックパック発売 | Fashionsnap.com

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」とアウトドアブランド「コロンビア(Columbia)」がコラボレーションし、ブーツとバックパックを発表した。7月20日からバンダイ公式ショッピングサイトで先行予約受付を開始している。ブーツとバックパックはそれぞれ、「東方仗助モデル」と「バッドカンパニーモデル」の2シリーズで構成。

 画像はリンク先でどうぞ。なぜバッドカンパニーなの?と思いましたが、ミリタリーモチーフなので使いやすそう。

Think of Fashion Study「20-21世紀ファッション史 ~時代のメルクマールとしてのデザイナーたち」

 Fashion Studiesからプレスリリースが届きましたのでそのまま載せておきますね。

歴史に名を残すデザイナーたちは過去の作品からインスピレーションを受け、それらをリソースとしてすばらしいデザインを生み出してきました。ファッションを理解し、新しく生み出すためには、その歴史を学ぶことが必要です。今回の連続講座Think of
Fashion Studyでは、時代のメルクマールとしてのファッションデザイナーたちを取り上げ、時代背景と照合しながら、その変遷をたどります。

※Think of Fashionは、人々の装いについての文化や社会現象などを考えていく会です。

第1回 8月4日(木)
オートクチュール史(1)19世紀後半~1940年代まで
・イギリス人デザイナーとしてのチャールズ=フレデリック・ワース~
・「コルセットからの解放を再考する ~ポール・ポワレとマドレーヌ・ヴィオネ~
・20世紀初頭のクチュールメゾン ~ジャック・ドゥーセ、リュシアン・ルロン、ジャンヌ・ランバン他~
・近代デザインとファッション ~ガブリエル・シャネル~
・前衛芸術運動とファッション ~抽象とデザイン~
・20世紀初頭のクチュールメゾン ~エルザ・スキャパレリ、マダム・グレ、ジャン・パトゥ他~
・戦争とファッション ~実用と装飾~

第2回 8月25日(木)
オートクチュール史(2)1950年代~現在まで
・クリスチャン・ディオールとパリ・オートクチュール・コレクション
・1950年代のバレンシアガ、ジバンシィ、ピエール・カルダン
・「モンドリアン・ルック」を読み解く ~イヴ・サンローランとオートクチュール~

・1960、70年代とサン・クチュール ~アンドレ・クレージュ、パコ・ラバンヌ、エマニュエル・ウンガロ他~
・カール・ラガーフェルドの時代
・イタリア人デザイナーとオートクチュール ~ジャンフランコ・フェレ、ジャンニ・ヴェルサーチ、ジョルジオ・アルマーニ~
・1997年という転換点 ~クリエイティブ・ディレクターの台頭~
・オートクチュールの現在

第3回 9月8日(木)
既製服とプレタポルテ史(1)1960~70年代を中心に

第4回 9月15日(木)
既製服とプレタポルテ史(2)1980~90年代を中心に

第5回 9月29日(木)
ファッションの現在史

第3回以降も詳細が決まり次第お知らせします。


講師プロフィール
菊田 琢也
文化学園大学服装学部・女子美術大学芸術学部ほか非常勤講師(ファッションデザイン史、ファッション文化論などを担当)。被服環境学博士。専門は、文化社会学/ファッション研究。共著に、西谷真理子編『相対性コム デ ギャルソン
論』フィルムアート社2012)など。


詳細

日時
2016年8月4日、8月25日、9月8日、9月15日、9月29日(木) 19:30?21:00

会費
一般 前売15,000円(通し全5回) 当日17,500円(通し全5回)
一般 前売3,300円(各回) 当日3,800円 (各回)※各回でのお申込みも可能です。

学生 前売10,000円(通し全5回) 当日12500円(通し全5回)
学生 前売2,300円(各回) 当日2,800円(各回)※各回でのお申込みも可能です。

会場
スパイラルルーム(スパイラル9F)
東京都港区南青山5-6-23
地下鉄表参道駅 B1、B3出口すぐ アクセスマップ http://www.spiral.co.jp/a_map/


お申し込み先
contact@fashionstudies.org
「Think of Fashion Study ファッション史」への参加の旨とお名前、ご連絡先(メールアドレス)、ご所属を明記してお申し込みをお願いします。
※通し全5回か各回(各回の場合はどの回か記載)を必ず記入をお願いします。

※前売はPeatixにて承っております。前売で申し込まれますと払い戻しはできませんので、ご了承くださいませ。また申込メールもあわせてお願い致します。

前売のお申し込みはこちらから
http://peatix.com/event/183490