愛宕山は紅葉真っ盛り
紅葉のシーズンと言えば嵐山。嵐山と言えば渡月橋から望む愛宕山。 東の比叡山、西の愛宕山と言われる程度にメジャーな山なので、 時期的に関西の山ガールが京都西山界隈をトレッキングしているに違いありません。 今なら紅葉と山ガールを一度に楽しめるチャンスです。ならば出向くしかないでしょう。 気温も下がりそろそろスズメバチもいなくなる頃合いです。
ルートは嵐山からの愛宕山ピストンではなく、亀岡の明智越えスタート神明峠経由愛宕山ルートを選択。はたして今回は何人の山ガールに出会えるのか。いつも通りカウントしてまいりました。
■丹波国一宮のある亀岡
スタートは亀岡駅前
「平成の大遷宮」に加え11月は神在月なので出雲大社はさぞ凄い人混みなのでしょうが、 亀岡にも元出雲と呼ばれている出雲大神宮(出雲大社とは別法人)があります。 諸説ありますが、出雲大社より前に出雲神社を名乗っていたので元祖出雲大社。 主祭神は大国主で縁結びのパワースポット(島根の出雲大社より古くから祀られているそう)。 その点は出雲大社と同じですが、元出雲の方はその妻である三穂津姫も祀られており、 保津川や保津峡の保津という地名はそこから来ているようです。
そのわりに出雲大神宮はあまり知られていないのか(丹波国一宮にも関わらず)、 年始の初詣は比較的空いています。駅の裏口から無料のバスも出ているので 初詣に行くのも悪くはない選択肢です。神社はわりとこぢんまりとしております。
■霧の都亀岡
亀岡名物の霧(通称丹波霧)
登山口ですが、まずは踏切を渡り保津川ライン下りの乗船場を目指します。 そこから橋を渡り保津町へ。JAのある交差点を右折しひたすら直進。 文覚寺のY字の分岐は右に。あとは道なり。霧で視界は最悪でしたが、 問題なく登山口までたどり着けました。画像は保津川ライン下りの乗り場です。 橋から撮影。
霧を上から見ると
神明峠までの道中の展望から雲海が見えます。亀岡盆地にすっぽり霧がはまってますね。
■敵は本能寺にあり!明智越を歩く
登山口
「簾戸口(すどぐち)」と呼ばれる登山口に到着。駅から約2.5キロ。 軽い登りです。入口に入るとすぐ「スズメバチ注意」の看板が。どうやらスズメバチの名所のようです。 一応、木の根元に注意しながら歩きましたが、さすがに気温が15度程度になれば スズメバチも活動していませんでした(一匹も見なかった)。 ちなみに出口の神明峠では「スズメバチ注意」に加え「クマ注意」の看板も。
明智越の説明
明智光秀が本能寺の変で使ったとされる山道が「明智越」です。 これは歴女ホイホイの予感が・・・しただけでした。歴女、山ガールどころか誰も歩いていないという。 それがこの先3時間以上続くことになろうとは・・・。
■道をロスト
明智越の大半はこんな感じ(このあたりはまだ明るい)
登山口から5分程度で道をロスト。ハイキングコースのわりに悪路で険しいな?と 感じつつ道なりに歩いてきただけなのですが、退路以外見渡す限りトラバースしかありません。 うっかり八兵衛でも発動して枝道に入ってしまったのか、今年の台風18号で道が荒れに荒れてしまったのか。 よくわかりませんが、地図を見ると東に向かって登りになっているので、 いつでも戻れるよう枝を折り目印をつけながらよじ登ります。 30分くらい道なき道を進むと無事ハイキングコースに出ました。
一応、亀岡市観光協会のHPをチェックすると、「現在、保津峡ハイキングコースは 土砂崩れ等の恐れがあり危険なためご案内しておりません」と書いてあります。 そのコースと隣り合わせの明智越も台風で結構なダメージを受けたのではないでしょうか。 倒木だらけです。
こんなきれいな道は全体の1~2割ほど
ハイキングコースは比較的歩きやすいです。ただそれでも六甲やダイトレに 比べると荒れているなぁという感想。蜘蛛の巣もたくさん破壊しました。 おそらく歩く人が少ないのでしょうね。基本的に薄暗い登山道で展望は稀です。
■ハイキングコースに復帰
山ガールも歴女もおらず誠に無念なり
明智越えのハイキングコースにはQRコード付きの案内板があります。 保津町の気合を感じますね。ここは清和天皇の崩御された場所ですが、 明智光秀の無念も哀れみ、峯の堂と書いて無念堂と呼ぶようになったとの事です。
■水尾の里
柚子の里
「土用の霊泉」を過ぎると神明峠への分岐(わかりやすい標識もある)があります。 ここから神明峠への道は「山と高原地図」にルートが載っておりません。 標識の数も減ります。
枝道もそれなりにありまして、赤い標識に従い歩いていると水尾の里が見えてきました。 柚子栽培発祥の地、京都市の秘境で愛宕山への起点の1つです。 このまま行くと水尾の里に出そうな予感がしたので直前の分岐まで引き返し、 ススキが生い茂る方の道をかき分けながら直進。方向的に神明峠に出そうな感じで一安心。
■神明峠に到着
標高は400m
明智越えの出口の1つ神明峠。先ほどの地点から10分弱で到着。 ここから少し府道50号を登ると右手に赤くて小さい標識があります。 それが愛宕山への取り付きです。「愛宕山へ」とか書いていないので 少し不安になります(地蔵山もあるので)。
ここからずっと激坂が続きます。まだ500mも登らないといけません。 途中、見晴らしの良い鉄塔があったのでそこで休憩。さすがに疲れました。
■愛宕山を登りきる
登りきると景色が綺麗
相変わらず足場が悪いです。道というより溝みたいなところをひたすら登ります。 溝なのでごろごろした石、木の枝、栗がびっしりつまっており、金剛山もびっくりの修験道。 油断するとすぐこけそうで、結構、脚に疲労がたまりました。登り切ってしまえば、 愛宕神社が近づくにつれ道がきれいになっていきます。見晴らしが良い地点もいくつかありました。
■愛宕神社裏手は聖域
激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム
愛宕山の最高地点(924m)は境内聖域で入れません。入れないようこのような看板まであります。 それでも入る人がいるのでしょうか。神明峠ルートは愛宕神社の裏側(北側)に出るようで、 ぐるっと回るように表の参道に向かいます。
■愛宕神社到着
火伏せの神として知られる愛宕神社
簾戸口から3時間27分で到着。神明峠から1時間30分です。 神明峠からも細かい分岐や枝道が多く標識はほとんどありません。 あってもそれがどこに向かう道しるべなのかよくわからないという・・・。 これは遭難事故が多発するよなぁと。なお表参道は人も多く、 よほどのことがない限り迷わないはず。
歩数は18753歩。歩幅60㎝と仮定すると10㎞くらいでしょうか。 そのわりに足へのダメージがひどく久しぶりにプルプルきました。 距離、勾配よりも道が荒れているのがキツイ感じです。
■愛宕山の下りは山ガールラッシュ
表参道コースの登山口(清滝)までは4㎞の下り
神社の広場でも思ったのですが、かなり山ガールが多いです。 かつてこれほどまで山ガールに会えた山行はありません。 表参道最高!明智越なんていらんかったんやー!
服装もチェックすると、バンズやコンバースで登る人(下りでつま先痛いだろうなぁ)、 ハイネックのニットを着ている人(汗の蒸れは大丈夫なのか)、 Tシャツ一枚で登ってくる人(元気だなぁ)、ジーンズの人(かなり多かった)など、 普段着や靴だけ山仕様にしたような人も結構見かけました。
下りは山ガールウォッチには最適ですね。服装がまるっと全部チェックできますので。
■亀岡に帰還
霧が晴れた亀岡駅。パラグライダーも飛んでいる
愛宕山から嵐山の渡月橋まで歩いて1時間弱。紅葉や竹林を見て回ろうと思いましたが、 さすがにこのすごい人手の中を歩き回るとニオイテロになりますので おとなしくJRで亀岡に帰還。汗を流しに湯の花温泉へと向かいます。
■山ガールレポート
舞子さんがロビーにいた
渓山閣の日帰り温泉は1,000円。フェイスタオルつき。 露天ぶりに寝湯があり冷水管枕と腰へのジェット噴流が心地良いです。
さて。皆さんお待ちかね?の山ガールレポートです。 内訳は下記の通りです。
<山ガール内訳>
・単独種×7…計7名
・コンビ種×4…計8名
・トリオ種×6…計18名
・女の子グループ種(4人以上)×3…計14名
・カップル種×12…計12名
・ワンゲル種(何かの団体様御一行)×4…計7名
・ファミリー種×9…計9名
・外人種×1…計1名
なんと約1時間で76名!六甲縦走で1日かけて六甲山系を端から 端まで歩いた時で40人程度です。初めから表参道コースを取れば 100人も夢ではなかったかも。明智越なんていらんかったんやー(2回目)。
というわけで、今週末~12月上旬の嵐山はかなりの人手が予想されます。引き続き山ガールも多いと思いますので、山ガールに会いたい方は愛宕山オススメです。ルートは清滝からのピストンで決まり!物好きな方は地図持参で明智越からどうぞ。止めはしません(笑)それでは健闘を祈ります。
この記事へのコメント
ザックワイルド
清滝のあのトンネルが怖すぎるうううううう
maroni