地獄のミサワがぽっちゃりブームに言及

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祥伝社 2013-08-23
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 青文字系ファッション誌zipperで連載中の「本当に女子高生のカリスマ 地獄のミサワの本当にモテる恋愛術」の第30回目のお題は「ぽっちゃりの方が好き」。

 毎回のように読者からの相談を斜め上の展開に持っていき、 ポエムをつぶやいたり、オチがなかったり、関係のない話をはじめたりとやりたい放題で、 担当から読者の相談にきちんと乗ってくださいと突っ込みが入るくらいなのですが、 今回はその30回の歴史の中でも数少ないまともな回です(笑)

 で、「ぽっちゃりブームなので太った方がモテるのでしょうか?」という読者の 質問に対するミサワの回答がこちらです。


要は「ぽっちゃり」っていうのは「巨乳のグラビアアイドル」のことよ。 あくまで身体を見せる仕事をしている人の中でのぽっちゃり。

同じパターンとして「貧乳好き」も信用しちゃダメ。 「貧乳」って要は「スレンダーで整った胸をしているグラビアアイドルないしモデル」のことだから。

ほとんどの男性は普通の女性の裸よりグラビアアイドルの裸の方が見る機会が多いのだから、 男性のモノサシはあてにならないという指摘です。

 男性と女性の「ぽっちゃり」の認識にはズレがあるという話はよく見聞きしますが、そこで終わらずその理由まで含めて回答しているのが素晴らしいですね。 一理あると思います。

 個人的な見解では、男性の言うぽっちゃりは肌の質感(みずみずしさ)、 女性の言うそれはぽっちゃりという形状(脂肪の乗り具合)の話だと考えています。

 男性の言う「ぽっちゃり」の後に続く言葉をよく見てみると、 もっちりした白肌であったり、ぷにぷにした二の腕であったり、 ぷっくりした唇であったり、抱き心地を妄想した上での質感の話が多いと思うのですね。 だから体重(数字)はあまり関係なく、標準体型でも「ぽっちゃり」が成り立つと。

 逆に女性が「ぽっちゃり」という場合は、形状(シルエット)で使っており、 太っている状態をかわいく言い換えたに過ぎないと思います。 視点も脚、お腹、お尻、顔、全体にどれだけ脂肪が乗っているのかであり、 そこからぽっちゃりか否かを判断しているように感じます。

 なので、本当は「ぽっちゃり」より「ぽってり」がニュアンス的には近いのかもしれません。 脂肪がぽっちゃり付くとはあまり言いませんが、 ぽってりとしたお腹、脂肪がぽってり乗るとかはよく使いますよね。 その脂肪がついた形状の話をするときに女性はぽっちゃりを使うので、 質感中心に話す男性とズレが出てくるのではないでしょうか。

 と、的外れな見解を述べているようにも感じますが、 皆さんは「ぽっちゃり」の定義をどう捉えていますか?



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