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仕事でも学校でも「コミュニケーション能力」というのが何かと取り沙汰されている昨今ですが、それと同時に目にする機会が増えてきたのが「スクールカースト」という言葉。
クラスメイト(友達グループ)はそれぞれランク付けされており(暗黙の了解になっている)、その人気の度合いをインドなどのカースト制度になぞらえた表現です。
ここのところ『僕は友達が少ない』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』など、スクールカーストに触れた作品が次々とアニメ化されていますが、もともとスクールカーストはネットの脱オタ・非モテ論争界隈から定着していった言葉であり、モテ・リア充(スクールカースト上位という設定)を素で行くJJが取り上げるとは驚きました。格付けが大好きな雑誌だからでしょうか。
「大学生になったら、いじめや仲間はずれはない」と言うけれど・・・・ 人間関係の悩みがないわけではありません。最近巷で話題の「カースト」という言葉。 あなたにとっても、他人事ではないかも
JJでは「スクールカースト」ではなく「女子大生カースト」という言葉を使い特集を組んでいます。 女子会、合コン、サークル、SNSの4つの人間関係を取り上げ、 カースト体験談を交えながら、知られざる女子大生のカーストに迫っております (特に男性が読むと面白いと思います)。
例えば、女子会編のカーストは彼氏の有無がヒエラルキーの決め手になっている模様。
バラモン:社会人カレやイケメンのカレがいる、モテて恋バナのネタが豊富なコ
クシャトリヤ:付き合いの長いカレがいる子、イケメンじゃなくても優しいカレがいるコ
ヴァイシャ:恋バナのネタは豊富だけど、男のコに大切にされていないコ
シュードラ:なんの恋バナもなく、モテないコ
年中、「モテ」や「愛され」を追いかけている一般的なJJ読者(ヴァイシャ)は 恋バナのネタが豊富なだけで男性には大切にされていないと感じているようです。 誌面ではさんざんリア充アピールしていますがこれいかに。
「女子会という名のサバイバルゲーム。恋バナのネタがないコは相槌を打つだけのひな壇芸人に・・・・」
読者のカースト体験談が涙を誘います。ひな壇芸人ということはいじられたりもするのでしょうか? いじられキャラはそれはそれでおいしいポジションだと思いますが、 サバイバルゲームと喩えるくらいなのでそんな隙を見せようものならヘッドショットを 決められカーストが下がるのでしょうか?そう考えると女子会って恐ろしい!
JJでは新書『教室内カースト』の著者と共にカーストを上げる方法も考えており、 「自分を磨いてかわいくなる」「コミュ力を高める」「素敵なカレを作る」 「打ち込めるものを見つける」の4つの上げ方を紹介しています。
詳しくは本誌を読んでほしいのですが、「社会人の彼氏はステイタス」と 1月号でもやっていたように、バラモンに上がる条件の1つが「社会人のカレ」の存在です。 社会人の皆様は「うわっ…私のカースト、低すぎ…?」と悩めるJJ読者たちの彼氏に立候補してみては。 きっとWin‐Winの関係が築けることでしょう。
「(成功者の証言)女子会で、発言権が少なく目立たないポジションにいた私。 でもカレができて状況は一変。女のコは素敵なカレがいるコに憧れるんだな、とわかりました。」
素敵なカレ=社会人です。大切なことなので何度でも言います(笑) そして時代は「おじメン」です。 Elasticではこのトレンドを応援しています。
この記事へのコメント
一緒にいてすごい疲れそう
端から見ると滑稽ですが
こコウタロー
そりゃ草食系もおひとり様も増えるわな。
こういうの本当に下司だな。
書いてるやつは当然の如く自分は一番上の階級だと思ってるんだろうな。スイーツ脳拗らせまくった成れの果てだな。