MonoMax特別編集 メイド・イン・ジャパン 傑作ブランド図鑑 (e-MOOK) 宝島社 2013-04-20 売り上げランキング : 23150 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ここ数年、「メイドインジャパン」をテーマに特集を組むファッション誌が増え、 日本製に特化したセレクトショップなども出てきておりますが(例えばSTUDIOUS)、 意外とありそうでなかったのが日本製ブランドに特化したムックです。
MonoMaxで取り上げる洋服、カバン、靴、革小物を取り扱うブランドの中でも、 日本製にこだわるブランドが今、増えています。 それはファッション界全体の流れとして、改めて“日本のモノ作り”が 評価されていることでもわかります。そこで、本ムックでは、 まずポール・スミスやトッド・スナイダーをはじめとする海外の有名デザイナーに 日本製の魅力を語ってもらいました。また、こだわりの日本ブランドを厳選し、 職人の工房の貴重な写真を多数掲載しながらその真価を探る、永久保存版の一冊です。
販売部数が好調なモノ系雑誌MonoMax。裏原系ブランドをよく取り上げていたSmartMax時代の名残なのか、 HUMAN MADE、WTAPS、SOPHNET.、WACKO MARIA、N.HOOLYWOODなどが出てきております。 いわゆるストリート寄りのドメブラ(裏原系)が中心。あとは、KURO、LOOPWHEELER、 REMI RELIEFなどBeginでおなじみのブランドも。
なので、『メイド・イン・ジャパン傑作ブランド図鑑』というよりは、 『メイド・イン・ジャパン裏原ブランド図鑑(あのブランドは今)』みたいな 感じでしょうか(笑)
ただ「メイドインジャパン」というテーマで取り上げられるのは職人寄りの老舗ブランドが多いので、逆にこの切り口は新鮮に感じたのと、 裏原系にぼったくりというイメージを持たれている方は本ムックを読めば認識が変わるのではないでしょうか。パイドパイパーやリボルバーなどの懐かしい名前も出てきました。
内容的には、モノ系雑誌らしく各ブランドの「傑作品」の作り込みを紹介していたり、ブランドプロフィールをまとめていたりするのですが、冒頭で登場するポール・スミスやトッド・スナイダーといった海外クリエイターが語る日本製の魅力が面白かったですね。5人中3人がジーンズに言及しており、やはり世界に誇れる日本製品と言えばジーンズのようです。
この記事へのコメント
no
一部のレザー製品やダウン等では中国製も見られますが、それは別系統のブランドにも言えますし。
エイプやアンダーカバーなど代表的なブランドのアパレルは品質はさておき、昔から基本日本製メインだったと思います。
jivez8
dale
書き方が悪かったようです。裏原系に中国製のものが多いというわけではなく、
ムックのようにmade in jappanを特に推していなかったという程度の意味です。
> jivez8さんへ
裏原系のメインであるTシャツや小物類は中国製が多かったように思うのですが、
2件同様の指摘があるということは私の思い込みかもしれないので修正しておきます。